紫外線によるシミ・シワ・たるみなどを防ぐためには「日焼け止めを使うこと」が大切だと知っていても、自分に合う日焼け止めがわからず、適当に選んでしまっていませんか。
この記事では、日焼け止めの基礎知識と選び方を解説しおすすめの日焼け止めランキング(顔用&ボディ用)を紹介します。
読み終えるころには、自分の肌に合う日焼け止めを選べるようになっているはずです。
Contents
日焼け止め(UVケア化粧品)の基礎知識
日焼け止めを選ぶときに、まず確認したいのが「SPF」と「PA」です。さらに、紫外線吸収剤と紫外線撹乱剤のどちらを使っているのかもチェックしたいポイントといえます。
日焼け止め(UVケア化粧品)の選び方を解説する前に、紫外線の種類とSPF値とPA値の意味から確認していきましょう。
紫外線の種類(UV-A/UV-B)
太陽光には、目に見える光「可視光線」と、目に見えない光「不可視光線」の2種類があります。紫外線は、赤外線と同様、不可視光線の一つです。
紫外線には、紫外線A波(UV-A)・紫外線B波(UV-B)・紫外線C波(UV-C)の3種類があります。
種類 | 内容 | 危険度 |
---|---|---|
UV-A | 物質を透過しやすいため、曇っていても届く | ★★ |
UV-B | 大気層で吸収されるものの、一部は地表に届く | ★★★ |
UV-C | 大気層で吸収されて、地表には届かない | ★★★★★ |
UV-Cは、生体に対する破壊性が強く危険度が高いのですが、現段階では地球はオゾン層に守られているため、UV-Cが私たちに届くことはありません。
そのため、実際に注意が必要なのはUV-AとUV-Bの2つの波長になります。
UV-A
UV-Aは、皮膚の真皮層に作用し、弾力を失わせて、シワや肌のたるみ(光老化)の原因になると考えられている紫外線です。曇り空や窓などで遮断されずにすり抜けてしまい、肌に影響を与えます。日焼けをして肌が黒くなるのは、このUV-Aのせいです。
UV-B
UV-Bは、皮膚の表皮層に作用し、炎症を起こして過剰にメラニンを生成させ、シミやそばかすの原因になると言われています。日焼けをして皮膚が赤くなり、ヒリヒリと痛むのはこのUV-Bのせいです。
SPFとPA
紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)の違いがわかったところで、SPFとPAについて見ていきましょう。
SPFはUV-Bを防ぐ指数
SPFとは、「サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)」の略称で、紫外線B波(UV-B)から肌を守る効果を表している指数です。
UVBは波長が短い紫外線で、エネルギーが強く、肌が炎症を起こす原因になると考えられています。
日焼け止めには「SPF35」「SPF50」のように数字がついています。これは、紫外線があたってから日焼けするまでの平均時間(15分~20分)を数字の倍数延長してくれるという意味です。
何も塗らないときに比べて何倍防ぐことができるかを示す数値と言ってもよいでしょう。
例えば、何も塗らないと20分で肌が赤くなり始める人が、SPF35の日焼け止めを塗ると、20分×35倍=700分(約11時間半)肌が赤くなるのを防ぐことができます。
・・・とはいえ、これは理論上の数値なので、日焼け止めがきちんと塗られていない場合や、汗をかいたりこすったりして日焼け止めが取れてしまった場合は、必ずしもその通りにはなりません。
PA値はUV-Aを防ぐ目安
PAとは、「プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)」の略称で、日本化粧品工業会が定めたUV-A(紫外線A波)を防ぐ効果の目安を表しています。
UV-Aを防ぐ効果は4段階に分けられ、それぞれ次の通り。
PA++++ | 効果が極めて高い |
PA+++ | 効果が非常にある |
PA++ | 効果がかなりある |
PA+ | 効果がある |
+が多いほど肌を守る効果が高くなります。
UV-Aは波長が長い紫外線で、曇り空や窓ガラスをすり抜けて、肌の奥深く(真皮層)にまで届き、シワやたるみなど光老化の原因になります。
UV-Aは年間を通して高い傾向があるので、気温が高くなくても、曇りの日でも、通年でのケアが必要です。
紫外線吸収剤と紫外線撹乱剤
日焼け止めの原料である紫外線カット剤には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2つのタイプがあります。
紫外線吸収剤 | 紫外線のエネルギーを吸収して熱エネルギーなどに変えて放出する |
紫外線散乱剤 | 微粒子粉体が紫外線を反射させる(はね返す) |
一般的に日焼け止め化粧品は両方を組み合わせて作られていますが、敏感肌向けに紫外線散乱剤のみを使用したもの(紫外線吸収剤の入っていないもの)も販売されています。
「ノンケミカル処方」と書かれているのが紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めです。(「紫外線吸収剤不使用」「紫外線吸収剤フリー」と表記されている場合も)
吸収剤と散乱剤のメリット・デメリット
紫外線吸収剤が化学反応でブロックするのに対し、紫外線散乱剤は物理的反射でブロックします。それぞれのメリットとデメリットは以下の通り。
メリット | デメリット | |
紫外線吸収剤 | 白浮きしない、きしまない | まれにアレルギー反応を起こす人も |
紫外線散乱剤 | かぶれにくく敏感な人も使える | きしみ感が出やすい |
日焼け止めの種類と特徴
日焼け止め(UVケア化粧品)は、その形状によっていくつかの種類に分けられます。
乳化タイプ | 乳液タイプで、日常使い向けの商品に多い。みずみずしい使用感で白浮きもなく、使いやすい。汗や水に強く高SPFのウォータープルーフタイプもある。 |
ローション・ジェル | 伸びが良くさっぱりとした使用感。SPFは中程度以下が多い。 |
エアゾールタイプ | 背中など手の届きにくいところにも塗りやすく、べたつかない。 |
スティックタイプ | 汗や水に強いが、伸ばしにくいため、顔などの部分使用向き。 |
シートタイプ | シートに乳化タイプを浸したもの。携帯や塗り直しがしやすい。 |
以上、日焼け止め(UVケア化粧品)の基礎知識として、紫外線の種類、SPFとPA、紫外線吸収剤と紫外線撹乱剤、日焼け止めの種類について解説しました。
これらを踏まえて、肌荒れしないための日焼け止めの選び方を見ていきましょう。
利用シーンに合わせた日焼け止めの選び方
日焼け止めにはさまざまな種類がありますが、「どんなシーンでもこれさえ塗っておけばOK!」というようなオールマイティな日焼け止めは存在しません。
肌荒れを起こさず、しっかりUVケアをするためには、利用シーンや肌質に合わせて日焼け止めを使い分けることが大切です。
日焼け止めを選ぶときは以下のようなポイントをチェックしましょう。
SPF・PAが適切な日焼け止めを選ぶ
炎天下のビーチや反射の多い雪山で浴びる紫外線と、通勤・買い物・散歩などの日常生活で浴びる紫外線は、量も強さも異なります。
シーンに合わせて、「SPF」や「PA」が適切な日焼け止めを選ぶことが大切です。
日常生活ならSPF20・PA++、屋外の軽いスポーツやレジャーならSPF30・PA+++、炎天下のレジャーならSPF50・PA++++程度が目安とされています。
参考:日本化粧品工業連合会 編『紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果』
紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)の日焼け止めを選ぶ
紫外線カット効果の高い日焼け止めの大部分には「紫外線吸収剤」が使われていますが、人によっては吸収剤が刺激となり、肌荒れを起こしてしまう場合があります。
肌への刺激を避けたい場合には、紫外線吸収剤よりも、紫外線を物理的に反射することで紫外線をブロックする、紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めがおすすめです。
ただし、日常使いにはノンケミカルで中程度のSPF・PAの日焼け止めで十分でも、紫外線量が多くて強いシーンには不十分です。
そのため、炎天下のビーチや雪山などでは、ノンケミカルであることよりも、SPF・PAの高さを優先して日焼け止めを選ぶことをおすすめします。汗をかいたり、水に濡れたりする場合は、肌への密着性に優れたウォータープルーフタイプが◎
日常用には落としやすい日焼け止めを選ぶ
日焼け止めをきちんと落とさず肌に残してしまうと、肌荒れの原因となります。対策としては、日常用には落としやすい日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
何度も塗り直さなくてもいい落ちにくい日焼け止めと、石けんなどで簡単に落とせる日焼け止めがありますが、落ちにくいメイクや日焼け止めは、それだけ肌への負担が大きく、肌へ残留すると肌荒れの原因になってしまうことも。
日焼け止めの種類(乳化タイプ、ジェルタイプなど)は好みの使用感で選べばOKですが、汗や水に強いウォータープルーフタイプは必要なシーンのみ使うようにしてください。
肌は体のコンディションによって調子が変わってくるものです。生理前や妊娠中、また花粉症を発症しているときなどは、ホルモンバランスの変化やアレルギーによって肌が敏感になっています。
このような肌が敏感なときは、日焼け止めが負担となり肌荒れを招くこともあるので、肌に負担の少ない日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
おすすめ日焼け止めランキング【顔用】
続いて、編集部が選んだおすすめの日焼け止め【顔用】をランキング形式で紹介します。
ウェアルーUV(HANA ORGANIC)

ウェアルーUVは、UVカットをしながら肌の美しさを整える、オーガニックスキンケア「HANAオーガニック」の日焼け止めベース(SPF30+・PA++)です。
紫外線吸収剤・タール色素・シリコン・合成ポリマーといった石油由来成分を使用しないノンケミカルで、天然100%(植物成分のオーガニック比率99.7%)で作られています。
天然ミネラルと精油を含んだダマスクばら水を配合しており、乳液のようなさらっとした軽いテクスチャーで、べたつきや白浮きしにくいのが特徴です。
紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)は直接肌に触れないようにナチュラルコーティングされていおり、通常の洗顔料で落とせます(クレンジング不要)。
カラーはピンクページュとイエローベージュの2種類です。
使った人の口コミ
すごく自然な仕上がりで、お化粧なおしもしなくていいくらい、べたつがずよかったです。石けんで落とせるくらいの優しい物なのに、大好きなゴルフに行ってもあまり日焼けせず、お肌への負担が少ないのが嬉しいです。お色も、私はイエローベースが特にお気に入りでした。(30代)
伸びが良く肌に密着感があり、薄付きなのにカバー力もあってナチュラルな仕上がりでした。冬場でもそれほど乾燥も感じません。(30代)
UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ(ラ ロッシュ ポゼ)

商品詳細
- ブランド名:ラ ロッシュ ポゼ
- 商品名:UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ
- 価格:3,740円(税込)
- 内容量:30mL
- SPF・PA:SPF50+・PA++++
ラ ロッシュ ポゼのUVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズは、化粧下地としても使える日焼け止めです。肌なじみのよいピンクの色味で、白くなりません。
SPF50+・PA++++の紫外線防御効果があり、シミなどの主な原因といわれるロングUVAもブロックします。
ピンクのトーンアップUVで、光を乱反射して、素肌のような透明感のあるツヤ肌を演出。くすみや色むらなどの肌悩みを自然にカバーしてくれると口コミでも評判が良いです。
PM2.5を含む大気中微粒子から肌を守る効果があり、低刺激設計、スキンケア成分が配合されているところもポイント。SPF・PAが高いのに石けんで落とせます。
使った人の口コミ
とにかく伸びがよく少量で全顔に塗ることができます。日焼け止め独特の嫌なギトギト感がなく、乳液のような感覚で使用でき、血色も良くなるのでお気に入りです!(20代/乾燥肌)
日焼け止め効果が高いのに保湿はしっかり。血色感も出るので私の場合、ベースメイクはこれとパウダーだけでOK!毎日、顔・首・デコルテに使いますが伸びがいいので意外と減らなかったのは驚きでした。(30代)
UVレジスト スムースミルク(SOFINA iP)

商品詳細
- ブランド名:SOFINA iP(花王ソフィーナ)
- 商品名:UVレジスト スムースミルク
- 価格:30g
- 内容量:3,300円(税込) ※編集部調べ
- SPF・PA:PF50+・PA++++
SOFINA iP(花王ソフィーナ)のUVレジスト スムースミルクは、忙しい日中をスキンケアタイムへ変えるUV美容液です。
肌に軽やかにのびるミルクタイプで、サラッとしたすべすべの仕上がり。感触コントロール技術で、なめらかさとみずみずしさが続くので、日焼け止めの圧迫感や油っぽさが苦手な方にも使いやすいです。
紫外線カット効果は、PF50+・PA++++とソフィーナ最高クラス。ローズマリー葉エキスやボタンエキスなどの厳選した植物成分やセラミドケア成分を配合しているので、UVケアと同時にスキンケアができます。
使った人の口コミ
SPF50+・PA++++と紫外線カット効果は高いのに、日焼け止め特有の肌負担がない感じがします。テカテカすることもなく、軽い付け心地で使用感がいいです。(30代前半/乾燥肌)
乳液のような使い心地でサラッとしているのに、つけた後はお肌が潤ってもっちり。一日中、乾燥知らずで過ごせます。美容液だからか、使うようになって肌の調子が良くなりました。(30代前半/混合肌)
パーフェクトUV スキンケアミルク a(アネッサ)

アネッサのパーフェクトUV スキンケアミルクaは、汗・水・熱でUVブロック膜が強くなる、ウォータープルーフタイプの日焼け止め用乳液です。
最強UVなのにスキンケア成分50%配合で、なめらかになじみ、ベタつかないサラサラの仕上がり。80分間にわたる水浴テストで耐水性を確認済みのスーパーウォータープルーフなので、海や屋外でのスポーツシーンも心配ありません。
爽やかなシトラスソープの香りで、化粧下地としても使え、せっけんで落とせます。2021年3月にはポケモンコラボの限定パッケージも発売され、口コミで評判です。
2層タイプなので、よく振ってから使いましょう。
ニュアンスチェンジUV ジェル(アリィー)

商品詳細
- ブランド名:アリィー(ALLIE)
- 商品名:ニュアンスチェンジUV ジェル WT
- 価格:1,980円(税込) ※編集部調べ
- 内容量:60g
- SPF・PA:PF50+・PA++++
アリィー(ALLIE)のニュアンスチェンジUV ジェルは、顔色をつくりこみ、ファンデーションなしでも自然なベースメイクが仕上がる日焼け止めジェルです。
高輝度パールでトーンアップし、透明感のある白ツヤ肌に仕上げる「ブライトホワイト」のほか、血色感のある薔薇色ツヤ肌に仕上げる「ローズシェール」、透明感があって儚げな「アンニュイパープル」、いきいきフレッシュな「サニーアプリコット」があります。
こすれ・摩擦に非常に強く落ちにくい機能(スーパーフリクションプルーフ)、汗・水に抜群に強い機能(スーパーウォータープルーフ)があり、紫外線量の多いビーチやアウトドアスポーツにも最適です。
「ブライトとホワイト」と「ローズシェール」は、通常の洗顔料で落とせます。
おすすめ日焼け止めランキング【ボディ用】
日焼け止めは顔だけでなく、首筋や胸元などのボディにもきちんと塗りましょう。
顔用とボディ用で日焼け止めを兼用するのが必ずしも悪いわけではないのですが、ボディは顔よりも皮膚が厚く多少の刺激があっても問題ない場合が多く、日焼け止めを塗る面積も大きいので、顔用とボディ用は分けるのがおすすめです。
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス(ビオレ)

ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンスは、肌になじむ透明感水感エッセンスタイプの日焼け止めです。伸びがよくべたつかず、軽い付け心地で気持ち良く使えます。
肌の上にとどまり、ミクロの隙間まで塗りムラを防ぐ「ミクロディフェンス処方」を採用しているので、時間が経って水分が蒸発しても紫外線の侵入をブロック。
ぷるぷるのウォーターカプセル配合で、ヒアルロン酸・ローヤルゼリーエキス・BGが配合されており、肌の乾燥を防ぎます。
汗や水に強いスーパーウォータープルーフタイプ(80分間の耐水試験で確認済み)なのに、いつもの石けんで簡単に落ちるので使いやすいです。
使った人の口コミ
とっても軽くて日焼け止めを塗ってるのを忘れるくらい。へんに白くなったり色が付いたりしないので、全身これで紫外線対策しています。汗をかいてもかゆくならず、気持ち良く使えます。コスパも良いですね。(20代後半/混合肌)
ウォータリーエッセンスなので、軽くてスルスルと伸び、軽い付け心地で気に入っています。日焼け止めのベタつきや油っぽさが苦手ですが、この日焼け止めはベタつかないのでリピートしています。(20代後半/乾燥肌)
UVバリア モイストクリーム(ママバター)

商品詳細
- ブランド名:ママバター(MAMA BUTTER)
- 商品名:UVバリア モイストクリーム 無香料
- 価格:1,760円(税込)
- 内容量:45g
- SPF・PA:SPF27・PA++
ママバターのUVバリア モイストクリームは、保湿とUVケアが同時に叶うノンケミカル処方(紫外線吸収剤フリー)の日焼け止めクリームです。
天然由来保湿成分オーガニックシアバター5%配合で肌を潤しながらUVケアでき、冷暖房による日中の乾燥や一年中降り注ぐ紫外線から肌を守ります。
天然由来成分98%、皮膚科医による皮膚刺激性テスト済、アレルギーテスト済※で、保湿クリーム感覚で赤ちゃんでも使えるのが特徴です。石けんで落とせます。
※全ての方に肌トラブル・アレルギーが起こらないということではありません。
使った人の口コミ
朝ボディ用に使っています。日焼け止めというよりクリームそのもの! 日焼け止めを塗った後の乾燥や独特のにおいが無く、石けんですっきり落とせます♪むしろ塗っている時の方が肌がしっとりしています。
朝、首・片・腕に使っています。軽いアトピー体質なので、UVケア商品によっては、首に赤い斑点ができたり肩がカサカサになったりしていましたが、このクリームだと全くトラブルがありません。しっとり感が夕方まで続いて、高い保湿効果も実感しています。
UV ディープ プロテクト&ケア ジェル(ニベア)

商品詳細
- ブランド名:ニベア(花王)
- 商品名:ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ジェル
- 価格:1,078円(税込) ※編集部調べ
- 内容量:80g
- SPF・PA:SPF50+・PA++++
ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ジェルは、ニベア最強シリーズとして2021年2月6日に発売された日焼け止めです。
SPF50+・PA++++で、強力紫外線(ハリ・弾力低下の原因となるUV-Aも、主にシミの原因となるUV-Bも)ブロックしながら、予防美容(日やけによるシミ予防)ができます。
汗・水に強い3次元UVフィルムを採用しており、スーパーウォータープルーフで汗・水に触れても落ちにくいのが特徴(80分間の耐水試験で確認済み)。
リーズナブルな価格で購入でき、石けんで落とせるので、使いやすいです。
紫外線を浴びてしまったときのケア方法3選
日ごろからUVケアを意識してきちんと日焼け止めをつけるようにしていても、状況によっては紫外線をたくさん浴びてしまうこともあるでしょう。
過ぎてしまったことは仕方ありません。ここでは、紫外線を浴びてしまったときにできるだけ早く行いたい、アフターケア方法を紹介します。
入念なスキンケアを行う
紫外線を浴びてしまった後は入念なスキンケアが大切です。日焼けによって肌の水分が失われているので、いつもよりしっかり化粧水や乳液で保湿する必要があります。
紫外線を浴びた肌は炎症を起こしている状態なので、化粧水をしみ込ませたローションパック(コットンパック)で冷やすことや、紫外線を受けた肌の手入れをするアフターサン化粧品を使うことも効果的です。
ビタミンCを摂る
ビタミンCには、日焼けやシミ・そばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑える還元作用のほか、肌の弾力のもとになるコラーゲンの生成を活発にする働きがあります。
ビタミンCは多く摂取しても、吸収しきれないものは体外に排出されてしまうため、夜寝る前など、毎日こまめに摂取するのがポイントです。
ビタミンCを多く含む食品には、柑橘類、キウイフルーツ、イチゴ、ブロッコリーなどがあります。食事から摂るのが難しければ、サプリメントを利用するのも良いでしょう。
肌の新陳代謝を促す生活をする
たとえ紫外線によって日焼けをしてしまっても、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが正常に行われていれば、新しい細胞が作られ、だんだんと黒くなった古い細胞は剥がれ落ちていってくれます。
メラニン色素を作り出さない対策以外にも、上手に排出するために肌の新陳代謝を高めることが大切です。
肌の新陳代謝を高めるポイントは以下の3つ。
- 早寝・早起きなど質のいい睡眠
- 栄養バランスのとれた3食の食事
- 正しいスキンケア
どれも生活する上で基本的なことですね。これらの行動は美肌を保つために大切なことになるので、できるだけ守るように心がけましょう。
まとめ:適切な日焼け止めを選んでUVケア
この記事では、日焼け止め(UVケア化粧品)の基礎知識と利用シーンに合わせた日焼け止めの選び方を解説し、おすすめ日焼け止めランキングを紹介しました。
生活シーンに合わせてSPFとPAを選ぶこと、成分をチェックして刺激の少ないものを選ぶこと、また、塗るときや落とすときに正しい使い方をすることで、日焼け止めによる肌荒れを防げます。
肌にやさしくしっかりと紫外線対策ができる日焼け止めを選んで、シミ・そばかすを予防し、透明感のあるきれいな肌を目指しましょう。